2024年09月02日 20時00分

「断りたいのに、どうして言えないんだろう…」

あなたは、心からそう思っていませんか？ 友人からの頼みごと、上司からの依頼、はたまた家族からの期待など、様々な場面で「NO」と言うことができずに、つらい思いをしている人も多いでしょう。

実は、この「嫌なことを断れない」という悩みは、あなたの潜在意識が深く関わっているかもしれません。

潜在意識が「NO」と言わせない理由

なぜ、私たちは嫌なことを断れないのでしょうか？ その背景には、様々な心理的な要因が考えられます。

• 誰かに好かれたいという気持ち: 誰しも、周囲の人から好かれたいという願望を持っているものです。 断ることによって相手に嫌われたり、関係性が悪化したりすることを恐れて、つい「YES」と言ってしまいがちです。
• 完璧主義: 「完璧な人間でいたい」「誰からも頼られたい」という完璧主義的な考え方も、断れない原因の一つです。 頼まれたことを断ると、自分の価値が低いと感じてしまうのです。
• 過去の経験: 子供の頃から「いい子」でいることを求められてきたり、断ることが許されない環境で育ったりした経験は、大人になっても「NO」と言えない原因となることがあります。

これらの心理的な要因は、私たちの潜在意識に深く根付いており、無意識のうちに私たちの行動を支配しているのです。

潜在意識と仲良くなって、断れる自分になる

では、どうすれば「嫌なことを断れる」ようになるのでしょうか？

1. 自分の感情に素直になる

まず、自分の感情に素直になることが大切です。 嫌なことを頼まれたときに、「本当はやりたくない」という気持ちを認めましょう。 自分の気持ちを無視して、無理に「YES」と言ってしまうと、ストレスが溜まり、心身に悪影響を及ぼす可能性があります。

2. 断る練習をする

「NO」と言う練習をしてみましょう。 初めは小さなことから始めて、徐々にレベルアップしていくことがおすすめです。 例えば、お店で勧められた商品を断ってみたり、飲み会の誘いを断ってみたりするなど、日常生活の中で練習する機会を設けてみましょう。

3. アファメーションを活用する

「私は自分の気持ちを大切にすることができる」「私は『NO』と言うことを恐れない」など、肯定的な言葉を自分に言い聞かせるアファメーションも効果的です。 毎日、鏡を見ながらアファメーションを繰り返すことで、潜在意識に良い影響を与え、自信を持つことができるようになります。

4. 自分を大切にする

「嫌なことを断る」ということは、自分を大切にするということです。 自分の時間やエネルギーを無駄遣いせず、本当にやりたいことに時間を使うべきです。 自分を大切にすることで、自信がつき、より充実した毎日を送ることができるようになります。

潜在意識と仲良くなることで、人生はもっと豊かに

潜在意識と仲良くなることは、単に「嫌なことを断れる」ようになるだけでなく、人生をより豊かにする第一歩となります。 自分の気持ちに正直になり、自分の人生を主体的に生きていくために、ぜひ試してみてください。
「嫌なことを断れない」という悩みは、誰しもが一度は抱く普遍的なものだと思います。 しかし、この悩みは自分自身で解決できる問題です。 潜在意識と向き合い、自分と正直に向き合うことで、少しずつ変わっていくことができるはずです。

この記事を読んだあなたが、少しでも「断れる自分」に近づけることを心から願っています。